英語の動詞には大きく分けて二つの種類があります。
①状態動詞 stative verb
②動作動詞 action verb
状態動詞
状態動詞は特に意識しなくても感じたり、見えたり、聞こえたりする知覚の状態、愛したり、好きだったり、憎んだりする心理的な状態、感情を表す動詞のことです。
このような動詞は基本的に意識的、恣意的にそれを始めたり、止めたりしてコントロールするような動詞ではありません。
また、動作動詞のように「~している最中」と意味を持ちませんから、「いつから始めて、いつ終わる」ということをほとんど意識しないで使っています。
love, like, know, hate, live, see, hear といった動詞が代表的な状態動詞です。
このような理由で状態動詞は基本的に進行形にできません。
しかし、実際の英語では進行形に使われている場合も時々見かけます。
これは今、この時の状態、心理、感情を鮮やかに表現している場合です。
例えば、
I’m loving it.
「俺、これ好きなんだよなあ。」
※今、この瞬間の感情を鮮明に表しています。
I’ m living in Nagoya.
「今はねえ、名古屋に住んでるんだよ。」
※頻繁に転居している人が今現在の居住地を教えるような場合。
状態動詞は基本的にその状態が継続すると思っている、始まり、終わりを意識しないで使っている動詞と考えれば判りやすい。
また、この動詞はその人の頭の中の状態を表現していますから、傍から見ても本人に訊かない限り分かりません。
動作動詞
一方、これに対して動作動詞は基本的に「いつから始めて、いつ終わる」ということを意識しながら使っている動詞です。
その状態、動作が継続して続く、ということは考えていません。
これは進行形にできる動詞です。動作の始まりと終わりの中間が「~している最中」を表す進行形になるわけです。
傍から見てもその人が何をしているかすぐに理解、判断できる。そんな動詞です。
run, play, study, go, come, sleep などが代表的な動作動詞です。
My sister is jogging in the park.
「妹は公園でジョギングをしている。」
もう一つ着目して欲しいのは動作動詞の現在形です。
これは過去、現在、未来の幅広い時制をカバーしています。
「いつもそうしている」という習慣、繰り返し、不変の真理を表しています。
He goes to school.
「彼は学生です。」
Tom plays succer.
「トムはサッカー選手です。」
My sister jogs.
「妹はいつもジョギングしてますよ。」
The sun rises in the east.
「太陽は東から昇る。」
これで状態動詞と動作動詞の区別、使い方をしっかり理解していただけたと思います。
今回は以上です。
ご精読いただき、ありがとうございます。