時制・近接未来

君は本当に理解しているか?【 be going to, be about to 】よく【近接未来】と呼ばれるが、近い未来とは限らない!この表現のポイントは助動詞の will を使った表現より、話し手の見込や確信がずっと高いことだ!

be going to は未来時制の表現として中学で will と一緒に習いますが、決して同じ意味ではありません。

will は今考えている「こうなるだろう」という「予想」や今、この場で決めた「よし、こうしよう」という「意志」を表しています。

一方、 be going to は既に「決意」したことを実際に手配、アレンジし始めて、既にそれに向かって活動を始めていることを意味します。

したがってそれに向かって既に動き始めている未来表現に will を使ってはいけません。

以下、1、2、3に be going to に関する、そして4、に be about to についてのポイントを述べます。例文とあわせてご覧下さい。

 

1、主語が前もって考えていた意図を表す。
「~するつもり」
※すでに「〜すると決めた」意志未来の段階を終えている。

I am planning to study abroad in America this fall.
「私はこの秋、アメリカに留学するつもりだ。」
※もうすでに留学することを決意し、旅費、入学費用の工面、パスポート、住居などの手配に向けて具体的に行動を始めている。

What are you going to do when you stay in Boston?
「ボストンに滞在して何をするつもりですか?」
※相手の決意は承知した。あとは具体的にそこで何をするのかを知りたい。

Are you going to quit your current job?
「今の仕事を辞めるつもりですか?」

2、ごく近い未来を表す。
「~しようとしている」
※この場合は時を表す副詞を伴わない。

I’m going to go to the nearby hospital for a medical checkup.
「近くの病院で健康診断を受けに行くところです。」
※語呂が良くないので I’m going to the nearby hospital for a medical checkup.でもよい。

I was going to return home when she spoke to me.
「私が家に帰ろうとしたとき、彼女が話しかけてきた。」



3、話し手の主観的な判断、見込み、確信。

「~しそうだ」
※主語は人以外でもよい。既にその兆しがあり、「近い将来にそれが起こりそうだ」ということ。

I’m afraid it’s going to storm any minute now.
「今にも嵐になりそうだ。」

This event is going to be a great success if the singer appears.
「その歌手が登場すれば、このイベントはきっと大成功だ。」



4、be about to

be going to よりもずっと近い未来を表す。

”about” の根本的な意味は「周辺」であることから、「もうすぐそこに差し迫っている」「その直前である」といった切迫した未来を示しています。

同じ近接未来でも be going to は near future であるのに対して、be about to はimmediate future とう感じです。

直後にやってくる未来に対しての「心構え、身構え」が必要とされる状況と考えると分かり易いでしょう。

The plane was just about to take a landing position.
「飛行機はちょうど着陸態勢に入ろうとしていた。」

We are about to sound the alarm for an evacuation drill.
「これから避難訓練の警報を鳴らします。」

Are you about to be done?
「そろそろ終わりですか?」

I was about to be late for the exam.
「危うく試験に遅れそうだった。」

 

これでもう will be going to,  be about to の使い分けがしっかり出来るようになると思います。



今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。