動詞の語法

なめてはいけない!動詞【say】の使い方。作れるのはあの文型だけだ!

[say]という他動詞は同じ他動詞である[tell]と違い、人を目的語にできません。

[say]は発言内容や記述内容そのものを目的語にします。

[tell]のように発言内容を抽象化した[tell the truth]や[tell a lie]、[tell us jokes]と言った表現をつくることはできません。

truthやlie, jokeは[tell]の目的語にはなりますが[say]の目的語にはなりません。

The teacher said us a joke. という文は間違いです。

[say]は第4文型SVOOの文にはなれないのです。

他動詞の[say]は述べている内容を目的語にした第3文型SVOを作ります。


以下、例文と一緒に見ていきましょう。


She said to me, “ You are wrong.”

「彼女は私に、”あなたは間違っている “と言った。」

She said to Johnny’s friend that she was still single and doing well.
「彼女はジョニーの友人に、自分はまだ独身で元気に暮らしていると話した。」

I cannot say when my son will come back home.
「息子はいつ帰ってくるかわからない。」

The sign said “Minefield, No Trespassing”.

「標識には”地雷原、立入禁止”と書かれていた。」

The speedometer said 150 kilometers per hour.

「速度計は時速150キロを示していた。」

This morning’s paper said that the team would not be able to win the championship again this year.

「今朝の新聞には、そのチームは今年も優勝は無理だろうと書かれていた。」

 

今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。

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