知覚動詞は「~が~するのを見る、聞く、感じる」を表現する第5文型SVOCを作ります。
OとCには主語、述語の関係が成立しているのがこの文型の大原則です。
この知覚動詞の see, watch, hear, feel, catch, find についてどのような補語(C)をとるのかを紹介しています。
今回は[catch]を取り上げます。
[catch]は第5文型で使われる場合は「O(目的語)が~しているのに気付く、」「O(目的語)が~しているの見つける」の2つの使われ方をします。
語源的に動いているものを「捕らえる、つかむ、狩る」という意味ですから、動いているもののイメージが補語に使われるわけです。
よって、知覚動詞[catch]の補語(C)になるのは現在分詞だけです。
以下、例文を見ていきましょう。
catch+目的語(O)+現在分詞
「Oが~しているのに気づく」
「Oが~しているのを見つける。」
My mother caught me stealing money from her wallet.
「母は私が財布からお金を盗んでいるのに気付いた。」
Police caught a suspect breaking the door lock.
「警察は、容疑者がドアの錠を壊しているところを見た。」
知覚動詞の[catch]は第5文型 SVOC の文を作ります。
C(補語)になるのは現在分詞だけです。
今回は以上です。
ご精読いただきありがとうござました。