使役動詞

使役動詞の make や知覚動詞を使った受動態はこれだけ押さえておけばOK。


使役動詞、知覚動詞を用いた文の能動態active voiceは第5文型SVOCの形になります。

ここでのCすなわち目的格補語は受動態passive voiceの文になった場合、原形不定詞だったものがto不定詞に変わります。

SVOCの文を受動態に変えたことによって文型はSVCの第2文型に変わります。

受動態の文の作り方は

1.能動態の目的語を主語にもってくる。
2.Vをbe動詞+過去分詞に変える。
3.能動態の補語をVの後ろに置く。
4.能動態の主語を副詞句に変える。

これでSVOC⇒SVC(M)の文になるわけです。

※使役動詞、知覚動詞の受動態の用法については、これを調べるほど、沢山の例外的なものがありますので、基本的なものだけ押さえておけばよろしいかと思います。


以下例文と合わせてご覧ください。

使役動詞で受動態になるのはmakeがほとんどです。
原形不定詞がto不定詞に変わります。

The man with an automatic rifle made the bank clerks lie on the floor.
「自動小銃を持った男が銀行員を床に伏せさせた。」

The bank clerks were made to lie on the floor by the man with an automatic rifle.
「銀行員たちは自動小銃を持った男に床に伏せさせられた。」

My father made me go to college against my will.

「父は私の意志に反して私を大学に進学させた。」

I was made to go to college against my will by my father.
「私は父によって意に反して大学に進学させられた。」


使役動詞の let がそのまま受動態になることはほとんどありません。
その場合は allow, permitで代用します。

Don’t let the children play in the parking area.
「子供たちを駐車場で遊ばせないでください。」

The children are not allowed to play in the parking area.

「子供は駐車場で遊べません。」

My son was not permitted to enter the room.

「私の息子はその部屋に入ることを許されなかった。」


知覚動詞の場合も受動態の後に to不定詞がきます。

※知覚動詞の watch に受動態はありません。 

The security guard saw two men get into the black van.
「警備員は2人の男が黒いバンに乗り込むのを見た。」

Two men were seen to get into the black van by the security guard.
「2人の男性は警備員によって黒いバンに乗り込むところを目撃された。」

 

今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。

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