助動詞

will, be going to 「英語に未来形は無い?」 覚えておきたい6つの未来表現パターン。


学校で最初に習う「未来形」は [will], [be going to]を使うものでした。

実はこの「未来形」というものは英語に存在しないようです。
「未来表現」[future expression]と言います。

つまり述語動詞(V)で未来のことを表現しているわけではなく、助動詞や動詞、副詞、副詞句を使って文脈全体で結果的に未来のことを表現しています。

とりあえずここでは慣れ親しんだ「未来形」とよびますが、「未来表現」の代表的なものを6つにまとめてお話しします。


この6つさえ覚えれば読解でも作文でも自信をもって臨めます。

1.[will] を使った未来

2.[be going to V] を使った未来

3.[be about to V] を使った未来

4.[be動詞+Ving] 現在進行形を使った未来

5.動詞の「現在形」を使った確定した未来

6.[be to V]「~する予定だ」、[be due to V]「~することになっている」

 

まず、
1.[will] を使った未来

・「単純未来」。話し手の意志と関係ない自然の成り行きでそうなるだろうと予想する未来。「~だろう。」の意味。

・「意志未来」。話し手の意志を表す。「~するつもりだ」の意味。
「単純未来」はその結果が自分の意志でコントロールできない事が対象。「意志未来」は自分でコントロールできることが対象ですが、どちらも話し手の「思い、気持」を後ろの動詞に被せています。

これについては以前の記事助動詞の”Will”ってどんな意味? スッキリさせたいこの単語の意味。もご参照ください。


My father will be ninety next birthday.

「私の父は今度誕生日で90歳になる。」

The weather will be chilly for a week
「ここ1週間は肌寒い天気が続くでしょう。」

I’ll do my best.
「ベストをつくします。」

He won’t forget your advice.
「彼は決してあなたの忠告を忘れないでしょう。」

Will you have another cup of coffee?
「コーヒーのおかわりいかがですか?」


2.[be going to V] を使った未来

・「~しそうだ」すでに現れている兆候から予想される未来。

・「~するつもり」以前から計画していたこと。

・「~する予定だ」すでに決定している未来。


Look at those thick clouds. It’s going to rain.
「あの黒い雲を見てごらん。雨になりそうだ。」

The next combustion experiment is going to succeed.
「今度の燃焼実験はきっと成功しそうだ。」

What are you going to do this weekend?
「今週末は何をする?」

I am going to visit the manufacturing site of the product.
「その製品の製造現場を視察に行くところです。」

Hanako is going to enroll in a hairdresser’s school this spring.
「花子はこの春、美容師の学校に入学する予定だ。」


3.[be about to V] を使った未来


・「今まさに~しようとしている」すぐ近く未来。~する直前の意。未来を表す this afternoon や at nine といった副詞や副詞句は使わない。

・[be on the point of Ving]と同じ表現。


They are about to launch a cruise missile.
「彼らは今まさに巡航ミサイルを発射しようとしている。」

He came to me just as I was about to leave the house.
「私がちょうど家を出ようとしていたところに彼が訪ねてきた。」

A reporter rushed to me just as I was about to get in the car.
「ちょうど私が車に乗ろうとした時レポーターが駆け寄ってきた。」

Tanaka got in the way when I was about to talk to her.
「私が彼女に話しかけようとしたとき、田中が邪魔をした。」

My father was on the point of death when I arrived at the Hospital.
「私が病院に到着したとき、父は息を引き取るところだった。」


4.[be動詞+Ving] 現在進行形を使った未来形

・予定しているごく近い未来を表す。[will]と[be going to]の中間的な感じ。

・英作文の問題では「現在進行形」と勘違いされる可能性もあるので念のために[ will ]を使った方が無難です。


I’m meeting the statesman this Friday.
「私はこんどの金曜日にその政治家に会います。」

We are arriving in Sapporo tomorrow morning.
「私たちは明日の朝、札幌に到着します。」

When are you guys leaving?
「皆さんいつ出発しますか?」

I am visiting Sendai for a concert in two weeks.
「2週間後にコンサートで仙台にいきます。」

How long are you staying in Toyama?
「富山にどれくらい滞在しますか?」


5.動詞の「現在形」を使った確定した未来。


・公共交通機関の発着時刻やすでに決定されている計画に使われる。


・話し手の「意志」に影響を受けることは無いので、[will]は使わない。


The train arrives at six this evening.

「列車は今夜6時に到着します。」

Our school starts on April 1st.
「ぼくたちの学校は4月1日に始まります。」

The final exam starts next week.
「来週から期末テストが始まります。」

The light-off chime sounds soon.
「もうすぐ消灯のチャイムが鳴るよ。」

Spring comes again.
「また春がやってくる。」


6.[be to V]「~する予定だ」、[be due to V]「~することになっている」

・[be to V]については前記事の「be動詞+不定詞」 ?と頭を抱えるこの表現もこれを読めば大丈夫。もご参照ください。


The new law is to come into force in April.
「その新しい法律は4月に施行される予定だ。」

The prime minister is to return to Tokyo next week.
「首相は来週東京に戻る予定です。」

He is due to speak on behalf of the graduates.
「彼は卒業生を代表してスピーチすることになっている。」

Her new comic book is due to be published in the spring.
「彼女の新しい漫画は春に出版される予定です。」

 


今回は以上です。

ご精読いただきありがとうございました。



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