過去完了形の表現で以下の動詞の後に to不定詞が来た場合はその to不定詞の動詞がその後に実現しなかったことを意味します。
「~だったのだが実際にはしなかった、ならなかった」の意味になります。
助動詞 had がない動詞の過去形だけの場合は結果が実際にどうなったか分かりません。
tried to V の表現の後にほとんどの場合実際には「しなかった」「出来なかった」という文が来るのに似ていますね。
覚える時は「HIME,WISH」で、といろいろな文法書で紹介されています。
1.hope(望む)
2.mean(するつもり)
3.expect(期待する)
4.want(~したい)
5.wish(願う)
6.intend(意図する)
まずは
1.hope(望む)
I had hoped to apologize to the victim.
「被害者に謝罪したいと思っていたのだが。」
(実際にはしなかった、出来なかった。)
I hoped to apologize to the victim, ~
「被害者に謝罪したいと思っていたが。」
(その後謝罪したかどうか分からない。~後ろの文次第)
2.mean(するつもり)
I had meant to give this book to her.
「この本を彼女にあげるつもりだったが。」
(実際には渡せなかった。)
3.expect(期待する)
We had expected our alma mater to win.
「母校の勝利を期待していたのですが。」
(でも負けた。)
4.want(~したい)
I had wanted to marry her.
「彼女と結婚したかったんだけど。」
(フラれた。残念)
5.wish(願う)
I had wished to see the Prime Minister.
「総理にお目にかかりたいと思っていたのだが。」
(会えなかった。)
6.intend(意図する)
I had intended to have my son take over my business.
「私の会社を息子に継がせるつもりだったのだが。」
(何か違うことをしてる。)
今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。