動詞の語法

【forgive, pardon, excuse】 は使い方に共通点があるぞ!用法をしっかり頭に叩き込め!

英語には「許す」という意味の単語は allow, permit, let, admitといった「これからすること」に対する「許可」を表す単語と「既にやってしまったこと、過失」に対する「罪を許す」単語[forgive][pardon][excuse]などに大別できます。

前の4つの単語はこれからすることを「許す、認める、受け入れる」ので「すること」は[to do]あるいは[do]で受けます。

forgive, pardon, excuse はすでにしたこと、起きたことを[for+事柄」で受けます。


以下、例文と合わせて見ていきましょう。



forgive

人がした罪や過失を怒りや、恨みといった感情を抑えて許すこと。
あるいは負債を免除する。

[forgive+人+for+事柄]あるいはSVOOの第4文型をとる。

Please forgive me for being late.
「遅れてしまって本当に申し訳ありません。」

The father forgave his son for years of unfilial piety.

「父は息子の長年の不孝を許した。」

In the year of famine, the magistrate issued an ordinance to forgive the peasants their debts.

「飢饉の年、代官は百姓の負債を免除するお触れを出した。」


pardon

罪や過失に対してそのペナルティ(罰則)を免除すること。

[pardon+人+for+事柄]が基本的な形。

Pardon me for interrupting your statement.

「あなたの発言を遮って申し訳ございません。」

He asked the committee to pardon him for being imposed punishment.

「彼は委員会に、懲罰の免除を求めた。」


excuse

ちょっとした過失、軽微な罪を許すこと。

[excuse+人+for+事柄]が基本的な形。

Excuse me for getting in the way of your work.
「お仕事の邪魔をしてすみません。」

Don’t excuse yourself for being rude to others.
「他人への非礼の言い訳をしてはなりません。」
※excuse oneself「言い訳をする」

今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。

関連記事