知覚動詞は「~が~するのを見る、聞く、感じる」を表現する第5文型SVOCを作ります。
OとCには主語、述語の関係が成立しているのがこの文型の大原則です。
この知覚動詞の see, watch, hear, feel, catch, find についてどのような補語(C)をとるのかを紹介しています。
今回は[feel]を取り上げます。
[feel]は第5文型で使われる場合は「指先や身体で感じる」のと「心や感情が~するのを感じる」の2つの使われ方をします。
知覚動詞[feel]の補語(C)になるのは原形不定詞、現在分詞、過去分詞の3つです。
以下、例文を見ていきましょう。
feel+目的語(O)+原形不定詞
「Oが~するのを感じる」
「感情(目的語)が~するのを感じる」
I felt my small intestine work actively.
「私は小腸が活発に動いているのを感じた。」
I felt sadness rise at the news.
「その知らせに、悲しみがこみ上げてきた。」
feel+目的語(O)+現在分詞
「Oが~しているのを感じる」
「感情(目的語)が~してくるのを感じる」
I felt sweat running down my forehead.
「額から汗が流れ落ちるのを感じた。」
※動作、動きの最中を感じる
He felt his anger subsiding gradually.
「怒りが少しずつ収まっていくのを感じた。」
※心が動いている最中である
feel+目的語(oneself)+過去分詞
「自分が~されていると感じる、思う」
He felt himself expected by those around him.
「彼は自分が周囲から期待されていると感じた。」
They felt themselves treated unfairly at workplace.
「彼らは職場で不当な扱いを受けていると感じていた。」
今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。