関係代名詞

「連鎖関係代名詞」「関係代名詞の二重限定」「関係代名詞の並列」について。


今回は英文中にこれが登場すると大変紛らわしい、
「連鎖関係代名詞」「関係代名詞の二重限定」「関係代名詞の並列」についての話です。

文法問題での出題頻度は少ない文法単元ですが、英文には普通に使われている表現ですので、しっかり理解しておきたいところです。

 

1.連鎖関係代名詞

・関係代名詞の直後にもう一つのSVが入り込んでいる英文のをこう呼びます。

・入り込んでいるSVは I think, I believe, I know が大半です。
関係代名詞の後にこれが来たら、「連鎖関係代名詞」を疑いましょう。

・使われる動詞は「思う、知ってる」系がほとんど。
think, believe, find(分かる), hear(~だと聞いている), know, say, fancy(~だと思い込んでいる), fear(~ではないかと心配している)など。

・関係代名詞が主格でも目的格でもSVの入り込みが起きます。

・この入り込みのSVがあるために主格の関係代名詞でも省略可能になります。連鎖のSVが関係代名詞の存在のサインです。

・よって関係代名詞の文でありながら、文中に関係代名詞がない文もあり得えます。ここがわかりにくいところです。

・SVVと連なっている少し変な箇所が連鎖関係代名詞の文のポイント。

・訳す時は入り込んでいる I think, I believe といったSVを省いて読めば分かり易い。


The pilot who we thought was the best in the squadron was shot down over Guadalcanal.
「飛行隊の中で最も優秀だと思っていたパイロットがガダルカナルの上空で撃墜された。」

The subordinate I believe is reliable blundered at the presentation.
「信頼できると思っていた部下が、プレゼンで失敗してしまった。」
(関係代名詞が省略されて見当たりません。関係関係代名詞を入れれば以下のようになります。)

The subordinate who I believe is reliable blundered at the presentation.

※二つの動詞 believe と is の主語が異なるということです。



2.関係代名詞の二重限定


・先行詞に二つの関係詞代名詞がついている文です。

・訳し方は「関係詞節とは形容詞節」ですから、最初の関係詞節を訳してから、二つ目の関係詞節を訳して、これを先行詞にかければよろしい。

・この文においては最初の関係代名詞 that は省略できるが後ろの関係代名詞は省略できないので関係詞の文なのに関係詞が見当たらないといったことは起きません。

He is the only comedian (that) I know who is respected by most of the French.
「彼は私が知っている中でフランス人の多くに尊敬されている唯一の喜劇役者です。」



3.関係代名詞の並列

・一つの先行詞に対して二つの関係詞節が並列しているだけで、意味上の優先順位はありません。

・前の関係詞節を先に訳しても、後ろを先に訳してもどちらでもよい。

This is the subject that I have been interested in, and which I recommend for your future.
「この科目は、私がずっと興味を持っていたものであり、あなたの将来のためにぜひお薦めするものです。」



今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。


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