名詞・冠詞

これが英米人のニックネーム。でもナンシーやボブの本名、知っていましたか? 後で戸惑わないようしっかり確認!

えっ?ボブやナンシーって本名じゃないの? 
実はそうなんです。本名じゃありません。

中学の英語の教科書によくアメリカ人やイギリス人の名前が登場しますが、そのほとんどがニックネーム(愛称)です。

今回はその本名について少しお話します。

日本同様、親しみを込めて短縮した形になりますが英語ではほぼ定型です。

例えば、「トイストーリー」に出てくるアンディAndyは→本名Andrew

ベンジャミン・フランクリンは→愛称ベン(Ben)

ベス(Beth)は→Elizabethエリザベス

メグ(Meg)は→Margaretマーガレット

チャック(Chuck)→Charlesチャールズ


ニック(
Nick)→Nicholasニコラス


クリス(
Chris)Christopherクリストファー


この辺はまだ何となくわかりますよね。

次はちょっと難しいかもしれません。

ベッキー(Becky)は→Rebeccaレベッカ


ビル(Bill)は→Williamウィリアム


ディック(Dick)→Richardリチャード



さて、表題にあった次の二つは難しいんじゃないですか?

ボブ(Bob)→ロバート(Robert)です。

ボブ・ディランの本名はロバートです。

ロバート秋山はアメリカではボブ秋山と呼ばれるでしょう。

私の昔の職場でとなりのデスクに「ボブ」と呼ばれる同僚がいましたが、ある時彼の「本名が」ロバートだと知ってびっくりした経験がありました。


でも次は全く察しがつきません。

ナンシー(Nancy)→本名はアン(AnnまたはAnne)

どうでしょうか? 

英語圏に限ったことではありませんが、ロシアの文学作品などは本名と愛称、独特の父称(父親の名前)がごちゃ混ぜになって、人物の特定が難しくなります。

アンナ・二コラエブナ(ニコライの娘アンナ)

ニコライ・イワノビッチ(イワンの息子ニコライ)

このような形が正式な呼び方です。

愛称についても英語同様ほぼ定型です。

アレクサンドル→アリョーシャ、サーシャ

エカテリーナ→カチューシャといった感じです。

ミハイル・ゴルバチョフはミーシャと呼ばれているはずです。

ウラジーミル・プーチンは?


ワロージャです。



今回は以上です。

ご精読いただきありがとうございました。

関連記事
単語・イディオム

みんな軍事用語を知らなさすぎ!【 major, sergeant, captain, private, regiment, company, division, private, platoon, squad, infantry, artillery, medic, logistics 】日常会話でも普通に使われるぞ! ぜひ知っておきたいミリタリー英語だ!こんなことは世界の常識なのに日本人は知らなさすぎだ!

英語に再挑戦
今回は知っているようであまり知られていない、そして分かっているようで分かる人が少ないミリタリー関連の言葉を紹介します。ただし、あくまで基礎的 …
名詞・冠詞

穴埋め問題でよく出るから注意しろ!【 arm, arms, air, airs, ash, ashes, custom, customs, force, forces, advice, advices, good, goods, manner, manners, sand, sands, ruin, ruins, spectacle, spectacles, work, works, color, colors, day, days, pain, pains, quarter, quarters, spirit, spirits 】単数形と複数形では意味が全然違う!代表的な単語はコレだ!

英語に再挑戦
英語には一見同じようでも単数形と複数形ではかなり、あるいはまったく意味が異なる名詞があります。 英語の穴埋め問題や読解問題でよく見られ …
名詞・冠詞

試験に出るからしっかり覚えておけ!【 charge, fee, rate, fare, toll, fine 】どれも「料金」だが、何に対しての対価なのか?その対象による使い分けをしっかり覚えろ!単語が違うということは意味が違うということなんだ!

英語に再挑戦
日本語で「料金」「~料」「~代」に当るもの表現は英語では以下のような言葉に分類されて使用されています。 それぞれの単語の意味や知ってい …