第5文型SVOCで使われる動詞の補語について取り上げています。
今回は[keep]を紹介します。
第5文型SVOCで使われる時の[keep]という動詞は「~させておく、~されたままにしておく」という意味で使われます。
語源的には「保持する、崩れないようしっかり保つ」といった意味です。
OCに主語、述語の関係があるのは第5文型の全てに共通していることで、これがこの文型の判別のポイントです。
この[keep]を用いた時のSVOCの補語になるのは現在分詞、過去分詞のみです。
以下の2つの使い方、意味を知っておけば十分です。
例文を見てみましょう。
主語+keep+目的語(人、もの)+現在分詞~
「目的語(人、もの)を~させておく」
I’m sorry I have kept you waiting so long.
「長いことお待たせして申し訳ございません。」
Please keep tap water running to prevent freezing.
「凍結防止のため水道の水は出しっ放しにしてください。」
主語+keep+目的語(人、もの)+過去分詞~
「目的語(人、もの)を~されたままにしておく」
Keep the candle lit all night long.
「一晩中キャンドルを灯し続けましょう。」
I kept the car doors locked for fear that someone was going to attack me.
「誰かに襲われることを恐れて、車のドアをロックしていたんです。」
今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。