助動詞

注意しろ!みんな勘違いしているぞ!【 You had better 】は決して「~したほうがいい」というお薦めの意味じゃないぞ!相手に喧嘩を売っている、警告している強圧的な表現だ!助動詞【 had better 】は使い方に気を付けろ!

had better は助動詞の項目で習い、英文にもよく出てくる言葉ですが、多くの人が「~したほうがいいよ」「~するのがオススメ」といった推奨、推薦の意味でとらえているように見受けられます。

しかし実はこれ一般動詞に話手の気持を被せる「法助動詞」の中でも must, have to に次ぐ気持ちの強さを持つ命令、警告を表す助動詞です。

かなり押し付けがましい表現なので使うときに注意が必要です。

場合によっては脅迫に近いこともあります。

You must do it. (命令)

You had better do it.(警告)

You should do it.(強めの推奨)

一般動詞に被せる法助動詞の義務、可能性、推量といった「気持ちの強さ」は以下のような強い順で覚えると理解しやすいでしょう。

must
⇩
have (got) to
⇩
had better
⇩
ought to
⇩
should
⇩
will
⇩
would
⇩
can
⇩
could
⇩
may
⇩
might

例文をご覧ください。

You had better not remain here any longer.

「君はこれ以上ここに留まらないほうがいい。」
(警告。危険、よくないことが差し迫っている)

You had better talk to your teacher about that.
「そのことは先生に相談した方がいいよ。」
(後でどうなっても知らないよ。という警告)

※よほど親しい間柄であればよろしいかもしれませんが、友人、同僚、目上の人には避けるべき。上から目線で偉そうな物言いと受け取られかねません。


You had better not talk about things that have nothing to do with you.

=It’s none of your business.

「関係のないことに口を突っ込むんじゃない。」

You had better not speak ill of others.
「他人の悪口は言わないほうが身のためだぞ。」

お薦め、助言を丁寧に言うときは、suggest, would be better, recommend を使うのがオススメです。

I suggest (that) you do it.
「そうした方がいいですよ。」

It would be better to speak to the teacher.
「先生に話してみたら。」

When you visit Toyama, I recommend eating Masuno sushi.
「富山に行ったら『ますの寿司』を食べることをお勧めします。」

 

今回は以上です
ご精読いただきありがとうございました。

関連記事
助動詞

入試に頻出だが、これは意外と知らないぞ!【 cannot help ~ing, cannot help ~enough, cannot ~ too …, may(might) well ~, may(might) as well ~, may(might) as well ~ as …, only have to (have only to) 】このような【can, may, have to 】 を使った慣用表現をなめてはいけない!よく整理して、しっかり覚えないと痛い目にあうぞ!

英語に再挑戦
助動詞の can, may, have to を使った慣用表現は実際英文に登場する頻度は多くない印象ですが、微妙な心理を表現する少しレベルの …
助動詞

入試に必ず出るから、しっかり覚えろ!【 used to と would 】「かつて~だった」の表現でも意味は全然違うぞ!これを理解するためのキーワードは「動作動詞」と「状態動詞」だ!しっかり理解して使い分けを頭に叩き込め!

英語に再挑戦
過去の習慣を表す would と used to については以前の記事でも紹介させていただきました。 今回は特に used to と  …
助動詞

どっちも「気持ち」を表すが【 can と may 】は似ているようで似ていない全く違う助動詞だ!実はほとんどの人が判っていないそのニュアンスの違いを頭に叩き込んで使い分けろ!キーワードは「客観性」と「主観性」だ!

英語に再挑戦
can と may は一般動詞に気持を被せる法助動詞の中でも気持の強さが同程度です。 大体50%ぐらい。可能性が半分半分といったところ …