第5文型SVOCで使われる動詞の補語について取り上げています。
今回は[want]を紹介します。
第5文型SVOCで使われる時の[want]という動詞は「~してほしい、~されるのを望む」という意味で使われます。
語源的には「欠けている、不足している、不足、欠乏」といった意味です。
「~が足りない、欠乏感がある」といった感覚でとらえるとわかり易いと思います。
OCに主語、述語の関係があるのは第5文型の全てに共通していることで、これがこの文型の判別のポイントです。
補語になるのはto不定詞、過去分詞のみです。
以下の2つの使い方、意味を知っておけば十分です。
例文を見てみましょう。
主語+want+目的語(人)+to不定詞~
「目的語(人)が~することを望む、してほしい」
What on earth do you want me to do in such a desperate situation?
「こんな絶望的な状況で一体私に何をして欲しいのですか?」
I want you to leave our company.
「君にうちの会社を辞めてもらいたい。」
主語+want+目的語(人、もの)+過去分詞~
「目的語(人、もの)が~されることを望む」
I want the oil leak in my car repaired.
「僕の車のオイル漏れを修理してほしい。」
I want you selected as a member of the Japanese national team.
「あなたが日本の代表選手に選出されることを期待しています。」
今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。