5文型

間違えるなよ!この後に来るのは補語だぞ!まとめて頭に叩き込め!第2文型 SVC をつくる動詞-その4  feelタイプ  補語を伴う 【seem, look, appear, smell, sound, taste, feel】

今回は 「SVC 文型をつくる動詞-その4」として、「感じる」という感覚を表す「feel グループ」を取り上げます。

このグループの代表的な動詞を5つ取り上げました。

seem(~のように見える)
look(表情や様子が~のように見える)
appear(~のように見える、~らしい)
smell(~のにおいがする)
sound(~のように聞こえる、思われる)
taste(~の味がする)
feel(~と感じる、思える)

いずれもSVCの文型の自動詞として使われている用法ですから、前にある主語と後ろにある補語はイコールの関係になります。

それでは例文を見ていきましょう。

seem(~のように見える)

My wife seems young.
「私の妻は若く見える。」
※seemは婉曲的な表現で断言を避ける時に使われます。

look(表情や様子が~のように見える)

You look pale. Why don’t you go home early today?
「顔色が悪いよ。今日は早く帰ったら?」

appear(~のように見える、~らしい)

When I first met him, he appeared rich.
「初めて会ったとき、彼は金持ちに見えた。」

smell(~のにおいがする)

The handkerchief she offered me smelled sweet.
「彼女が僕に差し出したハンカチはいい香りがした。」
※smell は良い匂い、悪い臭いのどちらにも使われます。

sound(~のように聞こえる、思われる)

His story may sound strange to you, but it’s true.
「彼の話は奇妙に聞こえるかも知れないが、事実だ。」

Although the business plan sounded absurd, it was a huge success and our company’s performance rebounded significantly.
「その事業計画は馬鹿げていると思われたが、大成功を収め、当社の業績は大幅に回復した。」


taste(~の味がする)


This tea tastes better without sugar or milk.

「この紅茶には砂糖やミルクを入れない方がいい。」
※他動詞の taste は「〜を味わう、食べる」の意味。

feel(~と感じる、思える)

When I carried my old mother on my back, she felt light.
「年老いた母を背負ったとき、軽く感じた。」
※felt の後ろの補語が形容詞であることに注意。他動詞であれば後ろは名詞。「〜を感じた」の意味になる。

The vessel felt light for me.

「私にはその器が軽く感じられた。」

以上、いずれも S=C の関係になることがポイント。

また taste, smell は自動詞と他動詞では意味が異なり、それぞれ自動詞の場合は「~の味がする、においががする」の意味で、他動詞の場合は「~を食べる、においをかぐ」となる点に注意して下さい。



今回は以上です。

ご精読いただきありがとうございました。

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