5文型

第5文型 SVOC をつくる動詞 【think型】その1「OをCだと思う、みなす」think, suppose, presume, believe

英語を理解する上で「5文型」を理解することは非常に重要です。
単語、熟語に意味があるように5文型のそれぞれの型にも意味があります。

とりわけ第4文型 SVOO と 第5文型 SVOC を見分けることが重要です。


今回も第5文型 SVOC をつくる代表的な動詞を取り上げます。


英文を速く読み、書き、聴く、話すために、主語・動詞があったら、その後にどのような文がくるのか、どのような品詞が続くのかを瞬時に予想することが大事です。


もちろん、それぞれの動詞は各文型の専用のものではありませんし、他動詞、自動詞それぞれ意味を合わせ持っています。


同じ他動詞が第3、4、5文型で使われています。第何文型であるかはその文脈で判断するしかありません。


しかし、動詞の後に 目的語+副詞句がくるのか、名詞が2つ続くのか、目的語+補語が置かれるのか、これを先読みするためにもそれぞれの文型で頻繁に使われている動詞の語法を理解しておくことが効率的な学習に繋がります。


語法が似ている動詞をグループ化して紹介しています。

今回は第5文型の thinkタイプ「OをCだと思う、みなす」think, suppose, presume, believe を取り上げます。

think+O+(to be)C の文を作る動詞です。
ただし、to be がない方が一般的です。


例文を見ていきましょう。

 

think(~を~だと思う、見なす)

I thought him (to be) a trustworthy guy.
「私は彼を信頼できる人だと思っていた。」


suppose(~が~だと思う)

My family supposed him (to be)  a sophisticated gentleman.
「私の家族は、彼を洗練された紳士だと考えていました。」


presume(~が~だと推定する、見なす)

The military secret service presumed the journalist (to be) a Soviet spy.
「特務機関はその新聞記者をソ連のスパイであると見なした。」


believe(~が~だと思う、信じる)

Believe yourself (to be) capable of passing the examination.
「自分にはその試験に合格する力があると信じなさい。」



今回は以上です。

ご精読いただきありがとうございました。

関連記事
品詞・句・節

これを知らずに英語の勉強を続けても無駄だ!【句と節、品詞、文の要素】この関係性を理解すれば英語の成績がどんどん伸びるのに多くの人がこれを適当にやり過ごして頭に叩き込んでいない。本当に残念なことだ!

英語に再挑戦
英語の成績が伸び悩んでいる人が意外と知らないこと。 受験勉強でも、資格試験でも、自己啓発でも英語学習を始めて一生懸命頑張っていたら成績 …
前置詞

試験に出るから確実に覚えておけ!【 answer, marry, resemble, attend, approach, reach, discuss, consider 】間違えるなよ!直後には名詞が来るぞ!つい後ろに前置詞を置きたくなる代表的な他動詞8選だ!

英語に再挑戦
英文中に動詞が出てきた場合、それが「自動詞」なのか「他動詞」なのかを意識しましょう。 他動詞は後ろに目的語がある動詞、自動詞は目的語が …