仮定法

長文対策で必須の知識はこれだ!【as long as, as far as, unless, in case, provided】「条件」を表す副詞節をつくる接続詞やイディオムはこれだ!

「もし~ならば」とか「~しさえすれば」といった条件を表す副詞節をつくる時に使われる接続詞やイディオムは沢山あります。

その中でも頻繁に英文に登場するものを以下にまとめてみました。


1.If「もし~なら」

2.unless「~でないかぎり」

3.once「ひとたび~すると」

4.as long as「~しさえすれば」

5.as far as「~の限り、~まで」

6.suppose(that)/supposing(that)「もし~ならば」

7.provided(that)/providing(that)「もし~ならば」

8.granted(that)/granting(that)「仮に~だとしても」

9.only if「~して初めて、~した場合だけ」

10. on condition that 「~という条件で」「もし~なら」

11. as far as A is concerned「Aに関する限り」

12. in case「もしも~の場合には」


以下、例文と合わせてご覧下さい。


1.If「もし~なら」

※直説法、仮定法どちらでも使われます。

If you were in her shoes, you would probably give him the same response.
「もし、あなたが彼女の立場だったら、たぶん彼に同じ返事をする。」
(仮定法)

If I get accepted to that university, I’m going to join the kendo club.
「もし、その大学に合格したら、僕は剣道部に入ろうと思ってる。」
(直説法)


2.unless「~でないかぎり」

※後ろには必ず肯定文がきます。

※否定の意味を含んでいます。主節に否定語が使われることがよくあります。その場合は二重否定になり、強い断定、肯定を意味を意味します。
強い現実感を持つ接続詞なので仮定法ではほとんど使われません。

You will not be able to pass Nagoya University unless you study harder than now.
「もっと一生懸命勉強しない限り君は名古屋大学に合格できないだろう。」

You shouldn’t be able to give us an accurate estimate unless you do the site survey.

「君が現地調査をしない限り正確な見積もりは出せないはずだ。」
 (二重否定の強い断定)


3.once「ひとたび~すると」

She’s the type of person who always gets it done once she decides to do it.
「彼女は、やると決めたら必ずやり遂げるタイプです。」


4.as long as「~しさえすれば」

※時間的制限や「数」の強調のために使われます。

As long as I have breath, I won’t give them my power.
「俺の生きている限り、あいつらに実権は渡さない。」

I’ve been waiting for the answer for as long as three weeks now.
「もう三週間も返事を待っているんだよ。」

5.as far as「~の限り、~まで」

※範囲や場所を限定します。

The cruise missiles can fly as far as 1,500 kilometers, making it a major threat to Japan’s defense.
「その巡航ミサイルは1,500kmもの距離を飛ぶことができ、日本の防衛にとって大きな脅威となっています。」


6.suppose(that)/supposing(that)「もし~ならば」

※直接法でも仮定法でも使われます。

Supposing that you were president, you would make the same decision.
「君が社長だったとしても、同じ判断をするだろう。」
(仮定法)

I recruited him, supposing that he was a very talented man.

「彼は非常に優秀な人材だと思って採用しました。」


7.provided(that)/providing(that)「もし~ならば」

※直説法のみ。

I will call you up soon, provided that I can find the time.
「私の時間の都合がついたらすぐ電話します。」


8.granted(that)/granting(that)「仮に~だとしても」

※直説法のみ。

Granted that what he says is true, The police would not change their minds about him being the main suspect.
「彼の話が事実であったとしても、警察は彼を主犯格とする考えを変えないだろう。」


9.only if「~して初めて、~した場合だけ」

※仮定法の if only (=I wish)と混同しないよう注意。

U.S. forces will come to help Japan, only if the SDF fight for their lives.
「米軍が日本を助けに来てくれるのは、自衛隊が命をかけて戦ってくれる場合のみだ。」


10. on condition that 「~という条件で」「もし~なら」

※that 節は同格修飾。でも、条件を表す副詞節をつくるので未来のことでも現在形を使います。

I will allow you two to get married on condition that he swears he’s going to get a regular job.
「彼が定職に就くことを誓うことを条件に、お前たちの結婚を認めよう。」


11.
as far as A is concerned「Aに関する限り」

As far as the cost of reconstruction of the affected areas is concerned, there should be no restrictions on the annual budget.
「被災地の復興費用に関しては、年度予算に制限を設けるべきではありません。」


12. in case「もしも~の場合には」

※ほとんどの場合、主節の前にこの副詞節がおかれる。

※[in case+主語+should/現在形~]の形で使われます。

※仮定法ではありませんから、動詞の原形を使うことはありません。

※副詞節ですから、未来のことでも will は使わず、現在形を使います。

※「目的」を表す副詞節にも使われます。これについては前記事のsince, now that  英作文で使いたい「原因、理由、目的」を表す副詞節ついて。をご参照ください。

In case the stock price crashes, let’s sell all the stocks of that country that we have now.
「株価の暴落に備えて、今持っているその国の株式を全部売ってしまおう。」



今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。

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