副詞節

if と when   未来のことなのに will がつかないのはどんな時?大事な「時制」のお話しです。


英語の未来表現については以前の記事「英語に未来形は無い?」 覚えておきたい6つの未来表現パターン。でもお話しさせていただきました。
今回はそれに関連して、接続詞の if と when の2つについてお話しいたします。

1.接続詞の if  意味は2つ。「もし~ならば」、「~かどうか」
2.接続詞の when  意味は2つ。「~の時、する時」「いつ~か」

この2つの接続詞は
※副詞節として用いられる場合は will がつきません。
※名詞節として用いられる場合は will がつきます。

これは「時制」の問題では頻出の非常に大事な文法事項です。
しっかり押さえておきたい文法単元ですね。

それでは以下説明いたします。

1.接続詞の if: 意味は2つ「もし~ならば」、「~かどうか」

「もし~ならば」の条件の副詞節で用いられます。この場合は未来のことに話し手の意志は影響しない、関係の無いことです。ですから話し手の気持ち、意志をつけ加える助動詞の will は不要なわけです。

If it rains tomorrow, we will cancel the cherry blossom viewing.
「もし明日雨が降ったら、お花見は中止にしよう。」

If dad comes home early, why don’t we all play mahjong?
「お父さんが早く帰って来たら、みんなで麻雀するのはどうかしら?」

「~かどうか」の節は他動詞の目的語つまり名詞節で用いられます。不確定なことを推量していますので、話し手の気持を被せる will が使われます。確定していることに will は使いません。

I don’t know if my dad will come home early today.
「お父さんが今日早く帰ってくるかどうか分からないんだよね。」

No one can predict if the surgery will be successful.
「その手術が成功するかどうか誰にも予測できない。」


簡単にいうと:

1.日本語訳が「もし~ならば」だったら will はつけない。
2.日本語訳が「~かどうか」だったら will をつける。

2.接続詞の when  意味は2つ「~の時、する時」「いつ~か」

「~の時、する時」の条件の副詞節で用いられます。この場合は if 同様、その条件に話し手の意志は影響しない、関係の無いことです。ですから will は不要なわけです。

Shoot the mortar from behind when we encounter an enemy.
「我々が敵に遭遇した時には後方から迫撃砲を撃ってくれ。」

When I go to Toyama next time, I will buy some “masunosushi”.

「今度、富山に行った時は”鱒のすし”を何個か買って来ますよ。」

・「いつ~か」の節は他動詞の目的語つまり名詞節で用いられます。これも if 同様に不確定なことを推量していますので、話し手の気持ち、推量を後ろの動詞に被せる will が使われます。

Dad doesn’t tell me when he will go to Toyama next time.
「この次、いつ富山に行くのか?お父さん教えてくれないんだよね。」

I don’t know when a demon will appear on this train.

「この列車にいつ鬼が現れるのか?僕も知らない。」


簡単にいうと:

1.日本語訳が「~の時、~する時」だったら will はつけない。
2.日本語訳が「いつ~か」だったら will をつける。

この will については以前の助動詞の”Will”ってどんな意味? スッキリさせたいこの単語の意味。でも詳しくお話ししています。ぜひ、ご参照ください。

 

今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。

ロイヤル英文法改訂新版 徹底例解 [ 綿貫陽 ]

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