助動詞

受験ではあまり見かけないがしっかり覚えておけ!助動詞の【dare】は日常会話でよく使われるぞ!この3つの訳だけ覚えておけOKだ!


助動詞の dare は訳すのにちょっと困る単語です。

「あえて~する」

「思い切って~する」
「生意気にも~する」

といった訳が当てられていますが、語源的には to be bold 「大胆である。」という意味です。


他動詞、自動詞としても使われますが、

ここでは助動詞の例でよく目にする慣用表現を取り上げてみました。

must, should, can といった助動詞に比べるとちょっと影の薄い感じの助動詞ですが、法助動詞つまり後ろの動詞に対して話者の気持ちを被せている点で他の助動詞と同じです。


会話文の中に頻繁に登場する助動詞ですから、しっかり押さえておきましょう。


以下、いくつかの代表的な慣用表現を挙げてみます。
そのまま覚えてしまうことをお薦めします。



How dare you talk to me like that?

「俺にそんな口をきくとは何様のつもりだ。」

How dare you say that to your parents?
「よくもまあ、親に向かってそんなことを言えたものだ。」

How dare you come back to your parents’ house after causing so much trouble for your family?
「あれだけ家族に迷惑をかけておいて、よくもまぁ実家に戻ってきたもんだ。」

I dare not show my face to her after an event like that happened.
「あんなことがあったのに今さら彼女に合わせる顔がないよ。」

He dare not go alone to the cemetery at night.
「彼には夜の墓地に一人で行く勇気などないさ。」

どうでしょう?
結構普段使いできる表現ではないでしょうか?


今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。

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