「ピッタリ」「ちょうどいい」「似合う」「~に合う」の表現はいろいろですが、合うもの同士のその対象によって使われる動詞も変わってきます。
今回は大学受験やTOEIC、英検に頻出の以下の4つの動詞についてお話しします。
頻出ということは逆に試験などで「これを落とすとダメージが大きい。」ということですから、この機会に是非確認しておきましょう。
1.match
2.suit
3.fit
4.agree
まずは
1.match
・服の色、柄が合う、あるいは料理と飲み物の取り合わせなどに使われます。
・go with で代用できます。
A pink mask goes well with your cap.
「君の帽子にはピンクのマスクがよく合っているよ。」
I recommend this. A striped tie matches this shirt.
「これがお薦めです。このシャツにはストライプのネクタイが合いますよ。」
This yellowtail caught in Toyama goes well with this sake brewed in Hida.
「この富山の鰤(ぶり)にはやっぱりこの飛騨の酒が合うな。」
2.suit
・服装や、色、柄が人に似合う。
・「人にふさわしい」という意味で become もよく使われます。
Does this red one-piece dress suit me? Isn’t it a little loud?
「この赤いワンピース、私に合うかしら?少し派手じゃない?」
Such vulgar words do not suit a lady like you.
「そのような下品な言葉は君のようなレディーにふさわしくないな。」
3.fit
・サイズ(寸法、長さ)が合う。
・「きつい、ゆるい」「長い、短い」に対応。
These trousers fit our long-legged son.
「このズボン、脚の長い息子にもピッタリだ。」
The hole in this belt doesn’t fit my fat belly.
「このベルトの穴、僕の太っ腹には合わないな。」
4.agree
・「土地の気候や食べ物」が人に合う。
・自動詞なので前置詞 with を伴う。
The cold climate in Kamifurano didn’t agree with her since she grew up in Ehime prefecture.
「上富良野の寒さが愛媛県育ちの彼女には合わなかったんだな。」
The octopus doesn’t agree with my dad. He is allergic to it.
「タコはうちのお父さんに合わない。タコアレルギーなんだ。」
今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。