動名詞を使った慣用表現(2)大学入試、TOEIC、英検に頻出の重要表現です。
動名詞 (gerund) を使った慣用表現の2回目です。前回同様、大学入試、TOEIC、英検に必出と言っても過言ではありません。
前回同様、今回も提示するものは全部覚えておきましょう。
このような慣用表現はそのまま覚えてしまう方が効率的な学習法です。
さまざまな試験によく出される出題頻度の高いものをピックアップしてみました。
以下、例文と合わせてご覧下さい。
1.cannot help Ving
※「~しないではいられない。」
Chikamatsu Monzaemon’s “Sonezaki Shinju” or “Double suicide in Sonezaki” is the kind of joruri that you can’t help crying over.
「近松門左衛門の『曽根崎心中』は涙なしで鑑賞できない浄瑠璃だ。」
2.It is worthwhile(worth) Ving
※「~するのは時間をかけるだけの価値がある。」
Romain Rolland’s ”Jean-Christophe” is a novel worthwhile spending a long time reading.
「ロマン・ロランの『ジャン・クリストフ』は長い時間をかけて読むだけの価値がある小説だ。」
3.spend お金/時間 Ving
※「~することに(お金/時間)を費やす」
The “History of Japan”, which Mito Mitsukuni ordered to be compiled, spent 250 years completing.
「水戸光圀が編纂を命じた『大日本史』は、250年の歳月をかけて完成した。」
4.feel like Ving
※「~したい気分だ」
Now that the test is over, I feel like drinking a beer or two.
「テストも終わったし、ビールでも飲みたい気分だ。」
5.~ of one’s own Ving
※「自分で~した~」
That’s the conclusion of my own choosing. I have not taken anyone’s advice.
「それは私が自分で出した結論です。誰のアドバイスも受けていません。」
6.come close to Ving
※「~しそうになる」
The boy jumped into the pool without any warm-up came close to being drowned.
「準備運動をせずプールに飛び込んだその男子は危うく溺れそうになった。」
7.be used(accustomed) to Ving
※「~することに慣れている」
Nobita is used to being scolded by the teacher.
「のび太は先生に叱られることに慣れているからなあ。」
8.be tired of Ving
※「~することに飽きている、うんざりしている」
Everyone is tired of distorting the facts by the mass media.
「誰もが、マスメディアによる事実の歪曲にうんざりしています。」
9.look forward to Ving
※「~を楽しみにしている」
I’m looking forward to watching your major league career on TV.
「君のメジャーリーグでの活躍をテレビで見ることを楽しみにしているよ。」
今回は以上です。
ご精読いただきありがとうございました。